新潟と長野の往復生活もあと2年弱
そろそろ新潟卒業の準備にも入らねば
お正月は佐久平で

恒例のお田植え神楽がいつもの日にいつもの通り行われて
もちろんいつものポジションで見学
酒蔵開きでご一緒するT神主の熱演を応援しています
今年の冬は寒いですね
新海三社神社の屋根にも雪が残ったまま
神楽殿の軒先を陣取っている間がなかなか寒いのです
後ろは三重塔と古い社
貴重な国の文化財だそうですが全国的には目立たないから放置状態
佐久平は勿体無いが散見されますね

寒い正月ではありましたが、新年は恒例の暖かい三浦半島では無くて
本拠地佐久平で迎えました
おせちに不慣れな奥様が、「こてさんね」にある「ラパン」のYさんにお願いして
ご覧の通り

次男の好みで生魚系が無い
次男は酒もあまり飲まないのに
ほとんどオードブル状態になってしまい
ツマミだね
この「ラパン」さん
1月31日で店じまい
5月から旧軽井沢で新店を出すそうで
開店したら行かねばならないでしょうね
昼間閑古鳥になる「こてさんね」は寂しい限りです
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この時期恒例の新酒のシーズンではありますが、曜日の巡りが悪く
年末はギリギリまで仕事となり、あまり巡れませんでした。
正月明け早々からスタート
それと佐久平の「13酒蔵巡りスタンプラリー」は無くなってしまったので
気合を入れて県内70余りの蔵巡り制覇を目指します
噂によると、飯田から順番に巡っている県外の方が多いそうで
もちろん県内在住者なので、風の吹くまま気の向くままで予定はありません
それでも久々に行った酒蔵さんが
福無量さん

相変わらず駐車場も大きくて
昔、無理を言ってお猪口を準備してもらったこと
その時のおかみさんは不在でしたが、お元気ですよと聞いて
隣町の上田市も酒蔵さんは多くて
有名なパン屋のルバンさん隣も酒蔵です
この和田流さんは以前いつ来たか記憶がない程久々で
店構えの記憶が異なっておりました(反省)

休日なかなか休日開いてない無い喜久盛さんも同様で10年以上来ていない

中に入るとき、駐車場がここだ!と夢のごとく蘇ったのです
六文銭マークで有名なこちらも

場所は分かりやすいですが、佐久平のお酒とは特徴が異なります

やっぱり搾りたてを飲みたい派なので
並べてみてどれから開けようかと迷う
が楽しいひと時

家族公認酒蔵巡りですから
昼食は同行の奥様と一緒に上田のレストランに
長野で仕事をしていた頃、よく来た場所なので、
ここも本当に久々です
この近くに最近始めた女性杜氏がいる酒蔵があるとは後で気づいたのでした
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そして新潟
ここでも初詣
白山神社
新潟の町はここからの参道沿いに発展したと言われている神社です

天気はご覧の通り、冬の新潟らしい曇りですが雪は無い
この1週間後、新潟は大雪となった訳です
お神酒奉納に今度訪問する酒蔵さんの樽も

昔大変賑わった繁華街だったという新潟市古町の地下街
新しい喫茶店が出来ていました

閑散としていて、通りを見わたしても10人しかいないなどと言っておりましたが
15人位写っているかもしれません

岩村田商店街もこのガンバリを見習わないといけません
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そして新潟の酒蔵さんへ卒業授業
福島県境の津川にあるK酒造さんへ
行く前日の金曜日は大雪で
流石の雪国、新潟も交通マヒ
明日は行けるかなと心配に
信越線が一晩立ち往生で沢山の人が閉じ込められて
と全国ニュースにもなって
翌土曜日午前11時、新潟駅に着くと
一緒にいく同僚が既に待っていて
「定刻に出るらしい」という情報で
急いでSUICAで飛び乗り
「あっ、弁当買うのを忘れた」
まあ、乗り換えの新津駅で買えば良いかと
「あれっ、なかなか出発しない」
やっぱり定刻を7分程遅れて出発、新津駅乗り換えは10分位しかない
発車後、雪いっぱいの線路上を走る電車で初体験
列車のゴトゴトと響く音が無い
この電車内、驚きはひそひそ話が聞こえるほど静かで
電車自身本当は静かな乗り物なのだと感心
新津駅では遅れたお陰で急いで陸橋を走り越えて隣のホームへ
ハア!ハア!
乗り換え間に合いました
定刻、あれっ、出発しません
ここも10分遅れるらしく
但し、何時に出るか分からないので、電車を出るなということで
ここでも結局昼食を確保することができなくて
磐越西線へ
途中の阿賀川沿いを走るディーゼルカーから見る景色は「雪国」です

川面に雪景色が映りこんで綺麗ですね
SUICAは津川駅では降りられないと聞いて車掌さんに慌てて精算をお願いして
今は便利道具を持っているのですね
津川駅目前のトンネル通過中に出口で雪が落ちてくるという社内アナウンスと共に急停車
早速不安に、でもここからバックする訳ないし
トンネル内は電話通じないし
津川到着は結局20分遅れて
これでも挽回された運行なのでしょう
それとも呑み助への試練でしょうか
津川で昼飯
見学のアテンドをお願いしていた地元出身社員の推奨で
このお蕎麦屋さんへ
信州在住者に蕎麦屋に行こうとは挑戦的だねという感じですが
この辺りも蕎麦は名物です
古い建屋を活用していて

中は奥行きがある

昔は味噌を作っていたそうで
京都の辺りで見られる町家と共通な奥行きです
メニューは

京都ではありませんが
鴨蕎麦があるじゃないですか

これ10割蕎麦で
きれいですね
盛りもなかなかです
これはかき揚げ
うーん、凄い

お酒も飲んで

早くも「蕎麦で一杯」となってしまい
勢いが出てきてしまいました
心待ちの酒蔵さん前

一般人が入らない
事務所ではなくて蔵の入り口から

上段は量販店に出るもの
中断は特定のお店向け
下は通年出ないもの等だそうで
こんな高いものもあったのだというのがこのケースを見た時の感想
これらの製造過程が見られるのが楽しみな見学(マナブ)です
酒造り真っ盛りである蔵内を見るのは初めてです

この蔵が使っている米
ほとんど地元産だそうです
拘りは大事ですね

オーッ、醪が
ここから良い香りが
「まだ薄いですが」後2日必要なものと杜氏さん
十分美味い匂いがと2人揃っての感想
麹室も見せていただけて
変なものが体に付いて無いか緊張

綺麗ですね
麹室に限らず、よく掃除が行き届いています
ウチの社員も見習って欲しい社員教育の成果ですね
因みに、見学工程の都度下足から上履きに履き替えての移動が多かったのですが
戻ってみると靴が必ず綺麗に並び直されていました。感心
こんなところで育ったお酒は
これだけでも美味しいですよね

出来上がった麹は
もちろん「甘い」です

このラベルの酒が飲みたいですね
今年は緑のものに加えて青いラベルのものが登場するそうです
(2月6日リリースで来週から搾り始めると説明しておりました)
最後、近隣の扱い店に連れて行ってもらい
「円熟」購入
このお酒、杜氏さんが品評会用に用意した樽から出たもので、地元阿賀町限定販売
この見学の後では飲む前から「美味い!」を感じさせます
もちろん2月6日の「ポタリポタリ青ラベル」はゲットしますよ
写真では緑のポタリが見えます
今年ももちろん飲んでいます



こんな酒蔵見学は一般ではなかなか出来ない内容かと思います
本当に貴重な経験が出来た
新潟酒蔵見学はこれで卒業ですね
次回は新潟で春を迎える儀式
酒の陣2018になりそうです